FareHarbor – フェアハーバーについて
ハワイ島で旅行会社を経営されているお客様のリクエストで、FareHarbor(フェアハーバー)を導入、ホームページに組み込みました。
フェアハーバーはコロラド州デンバーに本社を構える、FareHarbor Holdings LLC(フェアハーバー社)が提供するオンライン予約システムです。
ツアー予約に特化したシステムで、多くのツアーオペレターで導入されてます。
FareHarbor – フェアハーバーのビジネスモデル
FareHarbor(フェアハーバー)は、導入時に費用が発生しないため、非常に導入しやすくなっています。
顧客はオンラインで、ツアーを申し込み、カードで支払います。このカード払いにのみFareHarbor(フェアハーバー)の手数料が加算されます。システム利用料は基本的に顧客負担となります。
このカード支払いの際に発生する追加のシステムのみが、FareHarbor(フェアハーバー)に収益源となっています。
ツアーオペレーターが電話やメールなどで受けた予約、取引先経由で受けた予約については、システム利用料が発生しないので、ランニングコストもかかりません。
FareHarbor – フェアハーバーはウェブサイトに組み込んで使う
FareHarbor(フェアハーバー)は、基本的に既存のウェブサイトに組み込んで使うことを想定しています。
Wordpressには専用のプラグインが用意されており、各ページへの組み込みは、ボタンを設置するだけと、すこぶる簡単です。
FareHarbor – フェアハーバーは多言語対応
FareHarbor(フェアハーバー)は、多言語対応を想定して設計されています。
2019年6月の時点で以下の言語に対応しています。
- デンマーク語 – Danish
- オランダ語- Dutch
- ドイツ語- German
- 英語- English
- フィン語- Finnish
- フランス語- French
- イタリア語- Italian
- 日本語- Japanese
- 韓国語- Korean
- ノルウェー語- Norwegian
- ポルトガル語- Portuguese
- ロシア語- Russian
- スペイン語- Spanish
- スウェーデン語- Swedish
- 簡体中国語 – Chinese (Simplified)
予約手配になどコアに関わる部分については、FareHarbor(フェアハーバー)側ですでに翻訳が用意されています。
これに、ユーザー側で、ツアー名やオプションなどをまず英語で設定し、これに対応する言語を用意することで、ほぼ完全な多言語でのサービス提供を可能としています。
なお、言語は顧客ごとに設定可能です。
そのため、顧客Aには英語で、顧客Bには日本語で確認書類を送るといったことも可能です。
FareHarbor – フェアハーバーの初期設定は完全お任せ
FareHarbor(フェアハーバー)の初期設定は、商品やオプションの登録、予約ロジックの設定、予約カレンダーへの商品登録、スタッフ(Agent)の登録など、ほぼほぼFareHarbor(フェアハーバー)側がやってくれます。
最初は、完全に任せてしまってもいいかもしれません。
ただし、イレギュラーで複雑な設定があった場合、極端に時間がかかり、ローンチまでに時間がかかってしまうことがあります。
できれば、ユーザー側である程度システムを理解し、登録を進めていった方が、いいかもしれません。
多くの設定は一般に開放され、ユーザー側で修正できますが、何箇所かFareHarbor(フェアハーバー)側でしか変更できない部分もあります。
FareHarbor – フェアハーバーのシステムは自由度が高い
FareHarbor(フェアハーバー)のシステムは、かなり自由度が高く設計されています。
カスタムフィールドでは、Aが選択されているとフィールドBを表示する。CかつDが選択されているとフィールドEを表示するなど、複数の複雑なロジックを設定可能です。
また、プライスシート(タリフ)では、直接予約、取引先Aからの予約、取引先Bからの予約と複数のプライスシート(タリフ)を設定できます。
FareHarbor – フェアハーバーはサポートの対応も早い
FareHarbor(フェアハーバー)のサポートの対応はかなり早く、フレンドリーです。
専門分野ごとに詳しい担当者がおり、平日の日中であれば、早ければ10〜15分程度で返事が来ることもあります。
時間がかかる場合でも、数時間内には返事が来ます。
複数の分野にまたがる分野の問題の場合は、より詳しい担当に問題の申し送りをしてくれます。
FareHarbor – フェアハーバーのシステムのキモ
FareHarbor(フェアハーバー)のシステムのキモはAffiliate(アフィリエイト)とPartner(パートナー)でしょう。
Affiliate(アフィリエイト)
アフィリエイトは取引先を登録できる機能です。あらかじめ取引先ごとにPrice Sheet(タリフ)を設定します。
こうすることによって、取引先経由の予約については、取引先が回収した額と、取引先に請求する額が予約単位で自動計算されます。月末にInvoice(請求書)を生成するのもワンタッチです。
さらに、Invoiceの支払いはFareHarborの中で完結させることも可能です。
FareHarbor(フェアハーバー)内に登録されているユーザーのアカウントに、取引先の同じく登録アカウントから支払い可能です。
また、予約自体も、FareHarbor(フェアハーバー)のシステムを使って、取引先自身に直接作成してもらうことも可能です。
Partner(パートナー)
パートナーはアフィリエイトとはいわば逆の機能です。
パートナーとして登録されている他のツアー催行業者のツアーを直接予約することが可能です。
ツアー代金の支払いもFareHarbor(フェアハーバー)のシステムを使って行うことが出来ます。
まとめ
以上、FareHarbor(フェアハーバー)のシステムについて、簡単に解説させていただきました。
FareHarbor(フェアハーバー)は、ウェブサイトに簡単にオンライン予約システムを組み込むことができるサービスです。
コンテンツハワイでは、FareHarbor(フェアハーバー)のシステムを導入される際の設定、商品、カスタムフィールド、プライスシート(タリフ)、翻訳などのお手伝いを致します。 お気軽にお問い合わせください。
FareHarbor -フェアハーバー
https://fareharbor.com