ホームページにMLSを組み込みたい不動産会社さんへ
ホームページに日本語と英語のMLSを組み込みたい
不動産会社が、自社の物件を登録するシステム、Multiple Listing Service (MLS)は、全て英語で情報提供されています。
そのため、普通にホームページにMLSを組み込むと英語のみの表示となります。
MLSを日本語で表示するためには、MLSを日本語化する仕組みを入れてやる必要があります。
MLSの物件名や説明文を除いては、ほぼほぼおおよそ全ての部分で日本語での表示ができます。
MLS/IDXサービスとは?
IDXとはInternet Data Exchangeの略です。IDXサービスは、MLSとホームページの中立をしてくれるサービスです。
MLSをホームページに表示するためには、IDXを利用する必要があります。
IDXが仲立ちとなって、MLSの条件検索、地図検索、リスト表示、詳細表示などの仕組みを提供してくれます。
弊社では、業界最大手で、多くの不動産会社が利用するIDX Broker社を使うことが多いです。
全米、複数の州にまたがるMLSに対応
全米不動産会社が利用するMLSは、基本同じ仕組みを使っています。
このため、全米のMLSをホームページに組み込むことが可能です。
また、複数の州、複数のMLSからデータを取り込んで、検索表示することも可能です。
sqftだとわからない(MLSの単位の換算)
MLSでは、不動産物件の広さは平方フィート(sqft)で表示されています。
でも、これだと日本のお客様にとってはピンとこないですよね?
当社なら、平方フィートを平方メートルや、坪に変換して表示することも可能です。
項目名 | 検索例 |
---|---|
価格帯 | $200,000 ~ $700,000 |
部屋数 | 2 ベッドルーム |
所有権の有無 | Fee Simple |
物件タイプ | 一軒家、コンドミニアム、商用物件など |
エリア | アラモアナ、カカアコ、ワイキキなど |
ビュー(眺め) | オーシャン、マウンテン、ゴルフコースなど |
その他 | プール、パーキング |
MLS簡易検索、検索ボタンの設置
IDXが提供するのMLSの基本検索(Basic Search)は、既に複雑です。
当社では日本のお客様向けに、MLS簡易検索ページをカスタムで作成致しています。
例えばハワイの場合ですと、以下の様にMLSの項目を絞り込んで検索できる様にします。
MLSからIDX側に取り込んでいるデータであれば、おおよそ検索対象として設定が可能です。
また。ご希望であれば、さらに絞り込んだMLS検索ボタンも設置可能です。
例えば、
「アラモアナ コンドミニアム 2BR」
「フアラライリゾート コンドミニアム」
の様なボタンを設置し、ボタンにMLSの検索式(クエリ)を埋め込んで検索します。
人気のエリアや、特定の不動産開発プロジェクトで検索する際には非常に便利です。
MLS地図検索、検索結果の地図表示を追加したい
IDXサービスを使えば、MLSの地図検索、検索結果の地図上への表示も可能となります。
検索条件を指定して、絞り込んだ物件を地図上に配置し、順番に見ていく様な使い方ができます。
MLS組み込み 月々のコスト
ホームページの製作費用、MLS/IDXの組み込み費用とは別に、月々の利用料がかかります。
- MLS部分 1: 不動産協会等の会費
- MLS部分 2: MLSの購読費用
- IDX部分 1: IDXの利用料
- その他部分: Google Map (現在は従量制となっています)
などです。
具体的にはハワイ州オアフ島の場合ですと、IDX Brokerを利用する場合
売りデータのみの場合(Active Only)、
Hawaii Central MLS $0 + IDX Broker $50~ = 合計 $50~
過去データも取り込む場合(Whole Database)
Hawaii Central MLS $75 + IDX Broker $90~ = 合計$165~
自社の過去販売データは、手入力も可能です。
自社で販売した物件が月々数件程度であれば、手入力で対応可能した方が、月々のコストを節約できます。
ホームページへのMLS組み込みをトータルサポート
当社では、新規のホームページの作成に加え、既存のホームページへのMLS組み込み、日本語対応をトータルサポートしています。
- 必要なサービスの選定
- セットアップ
- 日本語化(多言語化)
- 単位変換
- 簡易検索、検索ボタンの設置
など、MLSのホームページへの組み込みについては、なんでもお気軽にお問い合わせください。