コンテンツ マーケティングとは、有益なコンテンツを制作、配信することにより、見込み客を自社のホームページに引き寄せ、ファン化させるマーケティング手法です。
ハワイの広告メディアの問題
ハワイの広告メディアはいろいろと問題を抱えています。
渡航前
日本の雑誌
広告費が高い、広告効果が不明
ポータルサイト
広告費はそこそこ、広告効果の測定が可能
CPC広告
広告費は低め、購入行動に至る率が低い。広告効果の測定が可能
渡航後
テレビ・ラジオ広告
広告費が高く、リーチ出来る層が非常に限られている
現地在住日本人は2万人程度、広告効果が不明
フリーペーパー
広告費はそこそこ、価格勝負の面がある。広告効果の測定が可能
満足のいく広告メディアが無い。
コンテンツマーケティングのメリット、デメリット
これに対して、コンテンツマーケティングは以下の様なメリットがあります。
広告費はそこそこ。
予めコンテンツに興味のある顧客予備群を集められる
コンテンツを通して、ロイヤリティのあるファンを獲得しやすい。
顧客からのフィードバックを得やすい。
広告効果の測定が可能。
逆にデメリットは以下のポイントです。
効果が出るまで最短でも数ヶ月間かかる。
コンテンツ制作を長期間続ける必要がある。
コンテンツの質が問われる。
利用出来るコンテンツの種類
コンテンツマーケティングでは以下の様なコンテンツを用いて、自社のホームページに顧客を誘導します。
ブログ
ソーシャルメディア
ホワイトペーパー / 電子書籍
アプリ
ウェブセミナー
動画、ポッドキャスト
インフォグラフィック
調査レポート / プレスリリース
ビジネスモデル、商品やサービスとの相性を見て、順に導入していくのが良いでしょう。
想定される顧客のアプローチ
顧客は大きく2つの流れで、自社ホームページを訪れます。
1 検索結果で興味を持ち、コンテンツでファンになるケース
Search and Contents Driven = SaCD
2 実際に商品やサービスに出会い、興味を持ち、ホームページを訪れるケース
Product and service driven = PaSD
前者は渡航前、後者は渡航後の顧客からのアプローチです。コンテンツ マーケティングでは主に前者を対象としています。
検索エンジン最適化 SEO
自社ホームページに誘導する為に、ホームページ自体とコンテンツのそれぞれに検索エンジン最適化を施し、検索結果で上位表示されるようにします。
両方の顧客からのアプローチに対応する為には、それぞれのケースで想定されるキーワードを採用します。
SaCD 商品名、サービス名、関連キーワード
PaCD ビジネス名
例えば、イルカウォッチングツアーを催行するドルフィンツアーズの場合、
SaCDアプローチではイルカ、ドルフィン、ウォッチング、ヒーリング等のキーワード、PaCDアプローチではドルフィンツアーズで最適化していきます。
効果測定と対策
Google Analytics などで、ウェブマーケティングの効果をトラフィック、バウンスレート、コンバージョンレートなどの増減を測定します。
効果は時間をおかず測定出来るので、問題がある場合の対処も早くなるというメリットがあります。
顧客からのフィードバックをもとに、既存の商品の改良だけでなく、新商品、新サービスの開発も可能になるでしょう。