POSレジの移行とショッピングサイトの統合 その3

今回、クライアントからの依頼でNCR CounterpointからShopkeepへPOSレジを入れ替え、BigCommerceでショッピング機能を追加し日本語化、更にShopkeepとBigCommerceの統合させるというプロジェクトを行っています。
かなり、複雑なプロセスだったので、忘備録も兼ね、記録に残しておきます。

今回のプロジェクトは大きく3つの作業から成っています。

  1. POSレジの移行
    NCR CounterpointからShopkeepへ
  2. POSレジとEコマースの統合(在庫連動)
    Shopkeep(POSレジ)、BigCommerce(Eコマース)
  3. Eコマースサの日本語化
    BigCommerce + Weglot

日本語化の手段

今回BigCommerceを日本語化するにあたって、いくつかの方法を検討しました。

それぞれの方法を以下にまとめました。

  1. 言語ごとに複数のアカウントを作る
    • サイトと商品の両方の翻訳ができる。
    • 一つのPOSと複数のEコマースアカウントの同期ができない。
    • 英語と日本語の切り替えがページごと商品ごとのリンクとなるため複雑。
    • コストがかかる。
  2. テーマを改造して利用言語に応じて表示を変える
    • サイトのみ翻訳ができる。
    • 開発費がかさむ。
    • 商品タイトル、変数(オプション)、商品説明の翻訳ができない。
    • 言語の追加が大変。
  3. 自社開発JavaScriptによるテキストの置き換え
    • サイトと商品の両方の翻訳ができるが、JavaScriptの書き換えとなるため、メンテナンス性が高くない。
    • 商品説明の翻訳がほぼ無理。
    • 言語の切り替えができない(利用者の言語環境で自動判断)。
    • 言語の追加は非常に大変
  4. サードパティのサービスを利用したテキストの置き換え
    • サイトと商品の両方の翻訳ができる。
    • インターフェィスが用意されていて、メンテナンスが容易。
    • コストは少し高くなる。
    • 機械翻訳でそのまま使えない。
    • 言語の追加は簡単

幸いWeglotというオンライン翻訳サービスがBigCommerce対応していたので、今回は4の方法を採択しWeglotこれを使うことにしました。

Weglotとは

Weglotはオンライン翻訳サービスです。以下の様な特徴があります。

  • オンラインによるインターフェース
  • 複数言語対応
  • WordPress対応
  • ベースは機械翻訳+手作業での翻訳
  • バルク処理可能

Weglotの流れ

Weglotは、以下の様な流れで日本語を表示します。

  1. 翻訳元サイトでJavaScript読み込み
  2. 英語(元言語)のページを開くとWeglotが自動的に文章や単語を拾う
  3. 拾ってきた文章や単語を自動翻訳(自動翻訳はOFFにできる)
    +手作業で文章や単語に対応する日本語(翻訳)を登録
  4. 英語(元言語)のページを開くとテキストが翻訳に置き換えられる。

Weglotの問題点

Weglotは、日本語など2バイト系文字とはあまり相性が良くない部分がありました。

  • 機械翻訳(自動翻訳)は、以前のGoogle翻訳程度の精度で、そのまま使えないものが多い。
  • 固有名詞なども翻訳してしまう。
  • ”、’、- などの記号を全角にしたり、不必要なスペースを挿入したりしまう。

現在は手作業で翻訳を確認したもの以外は、原文のまま表示する様にして、意図せぬ翻訳が起こらない様にしています。

https://weglot.com

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